ご機嫌いかがですか。ひたちなか教会牧師小林義信です。
本日のみ言葉は、コリントの信徒への手紙二 4章18節です。「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。」
私達が住んでいるこの地球は、宇宙の中では全く目に見えないほどの微小微細な星粒にすぎません。そして人間はその上で、70億分の1に過ぎない存在です。それでも、全てのものは自分中心に回っていると錯覚している愚かな存在であります。神がお定めになった自然法則のどれ一つが欠けても、明日の命は保証されません。それにも関わらず、人は、全てを知った気分になり、傲慢高慢の生活を送っている愚かな者に過ぎないのであります。
「千年といえども御目には、きのうが今日へと移る夜の一時にすぎません。」詩編90編4節に記されていますが、人の一生などは神の一瞬のまばたきよりも短いのであります。そのような短い時間の中で、何を信じて生きたら良いのでしょうか。それは、目に見えないものにこそ真実があり、目に見えないものにこそ真の希望がある事を知る事です。
つまり、神を知る事において真の知識が得られるのであります。