小堀昇（花小金井教会牧師）

メッセージ： 神の変わらぬ約束

　皆さんお元気にお過ごしですか。私は西武新宿線花小金井駅南口徒歩7分、グリーンロード沿い、花小金井教会牧師の小堀昇と申します。どうぞよろしくお願い致します。

　さて、聖書は次のように語ります。｢山が移り、丘が揺らぐこともあろう。しかし、わたしの慈しみはあなたから移らず、わたしの結ぶ平和の契約が揺らぐことはないと、あなたを憐れむ主は言われる｣(イザヤ54:10)。

　息子が小さかった時に、私のところに来て言いました。｢ねえ、パパ｣｢うん、何だい？｣｢本当にパパって、約束を守らないよね。｣
　えっ？私は不意を突かれて驚いて、いやそんなはずはないとたくさん言い訳をして、それでも、話を聞いてみると、何と、全くもって息子の言う通りでありました。
　以前約束しておりながら、守っていない事柄が、二つも三つも、四つも、五つも出てきたのです。これなら言われても仕方がないと思って、早速その約束の一つを果すことにいたしました。

　約束を守る、これは人間関係の基本です。どんなに良いことを言っても、小さな約束を破ってしまったために、信頼関係が損なわれてしまうこともあります。しかし、私達は不完全な人間です。悪気なく約束を忘れてしまうこともあるでしょう。しかし、神はご自身の約束を決して違えるようなお方ではありません。
　｢わたしたちが誠実でなくても、キリストは常に真実であられる。キリストは御自身を否むことができないからである。」テモテへの手紙二の2章(13節)で聖書はこのように語ります。

　神は、その独り子をお与えになるほどに、私達を愛して下さいました。十字架の御業に表された神の愛、神の約束、神の真実、これは決して変わることがありません。私達がどんなに約束を違えるような存在であったとしても、神様は約束を違えることなく、私達一人ひとりを愛し抜いて下さるお方です。このお方と今日も歩んでまいりましょう。

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