皆さんお元気にお過ごしですか。私は西武新宿線花小金井駅南口徒歩7分、グリーンロード沿い、花小金井教会牧師の小堀昇と申します。どうぞよろしくお願い致します。
さて、キリスト教が日本人にとって、難しいのは「あなたの頑張りではないのですよ。」、こう言われるから難しいのです。日本人は「あなたが、頑張ったら天国に行けますよ。」こう言われた方が受け入れやすいのです。しかし、キリスト教はそうではありません。自分の頑張りではない。一方的な恵み、所謂「タダ」、つまりすべて無料で与えられます。そうすると、当たり前ですが、真面目に生きている人ほど「ただは嫌です。」ということになります。ただというのは、相当身を低くしなければなりません。
私は35歳の時に1年間家内の実家に居候しました。本当はこんなに良いことはないのに、全部タダだと本当に居心地が悪いのです。なぜでしょう。自分の存在が無くなるように思ってしまったからです。ですから、ここがキリスト教の難しい所なのです。
私達の心の中には罪がある、悲しみや汚れでいっぱいである。でも神様がその悲しみやけがれを救うために、私達の頑張りではなくて、神様の方から人間となって下さってイエス・キリストを十字架にかけて、私達の罪の身代わりの裁きを与えて下さった。そのことを私達はただ信じれば、救われるのだけれども、私達はどうしても、自分で何か努力をしなければならない。そのように思ってしまいます。
でも本当に私達が安らぎを得たいと思うならば、この神のもとに安息することです。
「わたしは、決してあなたから離れず、決してあなたを置き去りにはしない。」ヘブライ人への手紙の13章で聖書はこのように語ります。どうぞ、このお方にあなたも安息して下さい。