皆さんお元気にお過ごしですか。西武新宿線花小金井駅南口徒歩7分、グリーンロード沿い、花小金井教会牧師の小堀昇と申します。運転中の皆さん、どうぞ、セイフティドライブでお出かけください。また朝のお忙しいひと時、耳を傾けて頂けませんか。
さて、昨年の大河ドラマの主人公は「西郷どん」でした。その主人公西郷隆盛率いる薩摩軍と協力して、西南戦争の時に戦った豊前中津隊の隊長は、増田栄太郎でした。
残念ながら、薩摩軍の敗色が濃くなったために、中津隊の生き残りは、故郷に帰らなければならなくなりました。
ところが隊長、増田栄太郎だけは、西郷のもとに留まると言ったため、周りの兵士たちを驚かせました。その理由を尋ねられて、増田はこう言っているのです。
「私は親しく西郷先生に接することができた。1日先生と共にいると、1日の愛情が生じる。3日いたら3日の愛情が生じる。親愛の情は日に日に増し加わり、もはや、それを抑えることができなくなってしまった。今となっては先生と生死を共にするほかはない。」こう言ったそうです。増田栄太郎は西郷の魅力の虜になったのでした。
聖書には、多くの登場人物がおりますが、パウロほどキリストを知る知識を究めた人は稀でしょう。その彼はこのように書いています。
「キリストのゆえに、わたしはすべてを失いましたが、それらを塵あくたと見なしています。」(フィリピ3:8)
パウロにとってキリストを知るということは他の一切の物を塵あくたと思うほどの価値のあることでした。
あなたにとって、イエスはどのようなお方でしょうか。キリストの魅力はご一緒すればするほど深まってまいります。このお方と共に過ごす人生は何と幸いなことでしょうか。今日もこのお方を見上げて歩んでまいりましょう。それではまた御機嫌よう。