ご機嫌いかがですか。牧師の豊川修司です。
52歳の時、34年間働いた会社を突然辞めて、献身してからもう23年になろうとしています。振り返ってみますと、これまで、牧師のいない教会、すなわち無牧の教会や、会員を元気づけ、牧師を招聘するお手伝いをしてきました。このような働きをわたしは教会再建と呼んでいます。
70歳で牧師を定年引退してからの奉仕は、定年前の時よりも社会人経験、長老経験、牧師経験が生きているので応用がききます。また、お手伝いしている教会までは片道3時間半ですが、小旅行と考えれば疲れることはありません。早朝日の出を見ながら、帰宅は夕陽を見ながら、主の御言葉を運ぶ喜びはひとしおです。
主イエスはマタイによる福音書25章40節で「そこで、王は答える。『はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。』」と語ります。
主イエスは、傷つき、倒れようとしている群れに、飢えるときに食べさせ、のどが渇いたときに水を飲ませ、病気の時に見舞う者を、わたしにしたことだ、と語ります。
大きな群れになると、目が届かず、小さな者への配慮が弱くなります。規模の大小ではなく、小さい者に配慮できる人になることを願っています。