おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。私は千葉県松戸市の松戸小金原教会で牧師をしております、三川共基と申します。
今日、この番組をお聞きくださりありがとうございます。あなたの一日は「ありがとう」から始まりましたか?
古代イスラエル王国を治めていたダビデ王は、朝の目覚めのひと時を、聖書の神に対する感謝の時間としていました。そして、こんな感謝の言葉を述べていました。
「主よ、諸国の民の中でわたしはあなたに感謝し、国々の中でほめ歌をうたいます。あなたの慈しみは大きく、天に満ち、あなたのまことは大きく、雲を覆います。神よ、天の上に高くいまし、栄光を全地に輝かせてください。」(詩編57:10〜12)
この言葉は、感謝だけにとどらまず、聖書の神のすばらしさを物語っています。そこにはとても熱がこもっています。何か良いことでもあったのでしょうか。
実はその正反対です。この時ダビデは、命を狙われており、なんとか洞窟まで逃げてきたところでした。仲間だと思っていた人に裏切られたり、密告されたりと、不安と緊張の中にありました。しかし、そういう時に彼の口から出てきたのは、聖書の神への「ありがとう」の思いでした。そしてその言葉は、彼を勇気づけ、安心の思いを与えたのです。
あなたも「ありがとう」と口にすることで、不安や緊張から解放される一日が始まります。今日も朝から始める感謝の生活、スタートです!