おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。私は千葉県松戸市の松戸小金原教会で牧師をしております、三川共基と申します。
私は学生時代、朝起きるのがとても苦手でした。目覚まし時計が鳴るとすぐに止めてしまい、あと5分あと5分と言い続け、ようやく起きると「ああ、朝か」というため息をついていたものです。そんな朝のひと時、もしこの口から、ため息ではなく感謝の言葉が出てきたら、どれほどすばらしいでしょうか。
聖書には、朝から喜びと感謝に満たされることを願う人物が出てきます。古代イスラエル王国を治めていたダビデ王です。「泣きながら夜を過ごす人にも、喜びの歌と共に朝を迎えさせてくださる」(詩編30:6)と。ダビデ王は敵との戦いの中で、かなり厳しい状況にあったようです。しかし、その状況を打破できたのは、聖書の語る神のおかげだと言います。そして、その神に向かって感謝をするのです。
彼は、夜、寝床で涙することがあっても、必ずや希望に満ちた朝がやってくると信じたのです。そしてダビデ王は「ありがとう」から一日を始めました。それは彼の一日を喜びで彩るものとなりました。
同じように、あなたも「ありがとう」から一日を始めれば、あなたの一日は喜びで彩られるものとなるでしょう。朝から始める感謝の生活、スタートです!