いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
聖書の一番最初は創世記です。その1章1節は「初めに、神は天地を創造された」で始まります。そして聖書の一番最後にヨハネの黙示録があります。黙示録の最後の言葉は「『然り、わたしはすぐに来る。』アーメン、主イエスよ、来てください。主イエスの恵みが、すべての者と共にあるように。」(22:20-21)と語られています。
世界は神の創造から始まり、そして人間の堕落が起こり、人間の救いと悪魔の裁きのために救い主が遣わされるとの約束が語られ、その約束の実現のためにアブラハムが選ばれて、旧約聖書が記され、その約束の実現としてイエス様が来られて、十字架にかかられて死なれ、3日目に復活されます。そしてもう一度来られて、世界を完全に清めて新しくされるとの約束で終わります。
その時に、イエス様はすぐに来ると言われました。ですから、イエス様に来てくださいと応答しています。この世界の終わりについての幻をイエス様の弟子のヨハネが見ることが許されました。ヨハネ自身も迫害のもとでパトモスという島に流刑になっていました。神様は、迫害のもとにあるヨハネと教会を励ますために、天の教会の勝利の姿と、やがて終わりの時にイエス様が再び来られて世界を新しくするとの幻を見せました。
イエス様はすぐに来ると言われましたが、まだ来られません。それは、イエス様を信じる者たちの数が満ちるまで、なお待たなければならないからです。イエス様は、福音が全世界に宣べ伝えられる、それから終わりが来ると言われました。今も、教会はイエス様の教えを宣べ伝えています。イエス様は今日もあなたを招いておられます。