いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
イエス様は、世の終わりの徴(しるし)について弟子たちに尋ねられたときに、その徴(しるし)として、戦争、飢饉、地震、弟子たちへの迫害などが起こると語りました。そして、最後に「御国のこの福音はあらゆる民への証しとして、全世界に宣べ伝えられる。それから、終わりが来る。」(マタイ24:14)と言われました。
イエス様はこの後十字架に掛かられ、わたしたちの罪の身代わりとして神の裁きを受けてくださいます。そして十字架で処刑された後、墓に埋葬され、3日目に復活されて、死の力に勝利されました。イエス様は、信ずるわたしたちを罪と滅びから助け出してくださいます。その知らせを世界に伝えるようにと、イエス様は弟子たちを全世界に遣わされました。そして父と子と聖霊の名によって洗礼を授けなさいと命じました。
こうして、弟子たちは歴史の中で世代を越えてイエス様の十字架と復活、罪の赦しと永遠の命を宣べ伝え、イエス様を救い主と信ずる者たちに洗礼を授けてきました。今も、イエス様の弟子に連なる教会はそれぞれの国でイエス様を証しし、伝えています。最初に弟子たちが遣わされてから約2000年の時が経ちました。世界には今もイエス様の教えを拒絶している国々や地域があります。
しかし、現代はインターネットを通じて、世界中でイエス様の教えに触れることができるようになりました。この放送も、世界中の方たちがインターネットで聞いています。「それから、終わりが来る」とイエス様は言われました。いつ、イエス様が来られてもよいように、目を覚まして、イエス様を見上げて過ごしましょう。