綱島教会の牧師、小宮山裕一です。今日も一日、暖かくしてお過ごしください。
牧師という職業柄、聖書の言葉が書いてあったり、キリスト教関連のちょっとしたグッズをみるとついつい買ってしまいます。独身のくせに聖書の言葉が書いてあるコースターはたくさんあります。「あさのことば」の読者プレゼントにしたいくらいです。
そうしたグッズの1つに、クリスマスツリーの飾りがあります。クリスマスツリーはクリスマスの時期が過ぎたらしまいますが、私はなんとなくそのクリスマスツリーの飾りを部屋に残しています。
時折、本物の木のクリスマスツリーを見かけます。多くの場合、クリスマスツリーは根っこから切り離されています。切られた状態で家に飾られる。しばらくは青々とした葉を楽しむことができますが、根っこがないので次第に枯れていきます。初めの美しい姿から離れ、葉は枯れ、幹も力を失っていくのです。木は根っこから栄養を受けないと、枯れていく。これは考えてみれば当たり前です。
このクリスマスツリー、まるで人間のことではないかと思います。一見すると、きれいに見えるかもしれない。しかし、その内面はどうだろうか。少しずつ枯れていくのではないか。もし、私達が本当に生き生きとなるためには、根っこから栄養を受けるしかない。その命は神様から与えられるものではないか。
そのようなことを考えながら、今日もクリスマスツリーの飾りを私は眺めています。