いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
皆さんは、大切な家族が困っている時に「力になりたい」と思ったことがないでしょうか。ある時、テレビをつけていたら、出産を控えた家族のために神社にお百度参りをする人を見かけました。誰かのために、その助けと守りを願って祈り求めることは、意外と私たちの身近な所で起こっているのかもしれません。
昔、聖書において神の民とされていたイスラエルの人々は、自分たちの王のために神様に祈ったのだそうです。詩編20編10節「主よ、王に勝利を与え、呼び求める我らに答えてください。」と。なぜ祈ったのかというと、王の働き如何によって、自分たちの生活が大きく左右されるからです。王の働きを通して、神様が祝福をもたらして下さることを知っていたのです。
私たちは一人で生きているわけではありません。家族、友人、知人、職場の同僚など、様々な人との関係の中に生き、神様はその中で私たちの人生を支えて下さっています。私たちの人生を豊かにするため、関わって下さる人のために、神様の助け、支えを祈り求めていく時、私たちの心は神様を見出し、その人生は豊かにされていくのです。