いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も、神様の御言葉に聞きたいと思います。
昨年は、豪雨による水害や震災などが多発しました。地球規模で見たら、空と大地のほんの数十キロの間で起こっている自然現象ですが、人間の力ではどうすることもできない恐ろしいまでの影響力を目の当たりにしました。
自分の力ではどうすることもできないのは自然だけではありません。私たちが生きて行く時の社会制度であったり、身近な人間関係であったり、様々です。どうしてよいのかわからずに、もどかしく思うことも人生にはたくさんあります。
実際に、豪雨や震災によって家を失い、大切な命を失う悲しみの中を歩まなければならない時がある。自分の考え、主義・主張を捨てなければならない時がある。色々な物を失い、手放す他なく、自分の力の限界を感じる。神様はその中に働きかけ、生きる力を失わないように守って下さいます。
詩編18編17節に次のような聖書の言葉があります。「主は高い天から御手を遣わしてわたしをとらえ、大水の中から引き上げてくださる。」
神様は、どうすることもできない人生の大水の中からも、私たちを引き上げ、助け出し、生きる望みを与えて下さる御方なのです。