ごきげんいかがでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
神様が御自身を信じる者のために、将来の計画を持っておられることが、聖書の中に記されています。エレミヤ書29章11節です。
「わたしは、あなたたちのために立てた計画をよく心に留めている、と主は言われる。それは平和の計画であって、災いの計画ではない。将来と希望を与えるものである。」
これは驚くことに、神様を信じる者たちが一生懸命励んでいるので、それで神様がこのようにおっしゃってくださったというのではないのです。反対に、神様を信じる者たちが神様に逆らってしまい、そのため国を失い、異国の地に奴隷として連れて行かれてしまっているのです。
おそらく人々は、もう神様に見捨てられたと思ったことでしょう。そういう絶望と悲しみの中にある者たちに対して、神様がおっしゃったのです。将来の計画があると。それは、災いの計画ではなく、将来と希望を与えるものだと。
そのように神様は、ちゃんとやっているから恵みを与える、神様に背を向けたり罪を犯したからもう顧みない、というお方ではないのです。神様に背を向け罪を犯す者をも、なお覚えてくださり、将来と希望を与える計画をもってくださるのです。
そういう神様だからこそ、神様に背を向けてしまっても、罪を犯してしまっても、大胆に立ち帰っていく勇気が与えられるのです。自分などはもう駄目かなと思ったとしても、将来と希望があるのです。