おはようございます。ごきげんいかがでしょうか。新所沢教会の長田と申します。
教会でよく知られている詩で、「あしあと」、フットプリントという詩があります。夢の中で自分の人生の足跡を振り返った人が、普段イエスさまが一緒に歩いていてくださった2人分の足跡があるのに、試練の時に1つしかないことに気づき、主に尋ねます。すると主は、試練の時にはイエスさまがその人を背負って歩いてくださったのだ、とお答えになるというものです。私たちの人生は、まさにこの詩のようなものです。
また、「人は1人で生まれ、1人で死んでいくものである。」ある著名な小説家の言葉であるとか、著名なお坊さんの言葉であるとか言われている名言があります。
けれども、聖書はそうではないことを教えているのです。私たちが苦しい時、迷っている時、文字どおり孤独な時、誰も自分を助けてくれないと思っている時、どんな時でも神様は私と共にいてくださいます。
たとえ私がそれを実感できなくても、たとえ私があえて孤独を選び取ろうとしていたとしても、必ず神様は私と一緒にいてくださいます。そして私を支え、私を守り、力を与えていてくださるのです。私たちは1人で生まれたのではない、1人で死んでいくのでもない、常に主と共にいるのです。
聖書をお読みいたします。
「恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。たじろぐな、わたしはあなたの神。勢いを与えてあなたを助け、わたしの救いの右の手であなたを支える。」イザヤ41章10節