いかがお過ごしですか。ラジオ牧師の山下正雄です。
夏になると、海や山にでかける機会が多くなります。大自然の中で一日を過ごすと、いろいろな発見をします。海の好きな人は、経験から学んだ海についての知識がたくさんあることでしょう。山の好きな人は、山について語り出したら止まらないくらい、山についての蘊蓄をたくさん語ることができるでしょう。
わたしは、というと恥ずかしいくらい、自然についての経験的な知識がありません。キリスト教では大自然をお造りになったのは、創造主である神だと信じていますが、その神がお造りになった世界をちゃんと知っていないというのは、ほんとうに恥ずかしい限りです。
旧約聖書には、自分を取り囲む自然を見つめながら、今も生きて働いておられる、造り主である神を思う歌があります。聖書の神を信じるということは、ただ、昔そういう神様がいらっしゃったということを信じることではありません。今も生きて働いておられる神を信じるのでなければ、何の意味もありません。信仰の目をもって周りを見るときに、世界は神の働きに満ちています。
今朝の言葉…「主よ、御業はいかにおびただしいことか。あなたはすべてを知恵によって成し遂げられた。地はお造りになったものに満ちている。」詩編104編24節