おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
朝、東の空が明るんでくるのを見ると、きょうもまた新しい一日が始まったことを感慨深く思います。それは毎日のように繰り返される当たり前の光景ですが、しかし、夜明けがあるからこそ、安心して眠りにつき、目覚めの時を迎えることができるのだと思います。もし、明日から朝が来ないとなれば、たちどころに世の中は混乱してしまうでしょう。
夜明けという出来事は、確かに希望を象徴していると思います。闇に包まれた夜が去り、明るさが、徐々に、しかし確実に広がって来るからです。月並みな真理ですが、明けない夜がないように、どんな人生の暗闇に遭遇するときも、それが解決されないことはない、という希望を人間に教えてくれるように思います。しかも、毎日、そのことを夜明けの光は私たちに告げています。
そして、聖書の言葉は、それよりももっと確かな約束を私たちに教えています。
今朝の言葉…「見よ、闇は地を覆い 暗黒が国々を包んでいる。しかし、あなたの上には主が輝き出で、主の栄光があなたの上に現れる。」イザヤ書60章2節