おはようございます。仙台教会の風間義信です。
あなたにとって明日はどのような日曜日でしょうか。単なるお休みの1日かもしれませんが、実は、明日は1年で最も大事だと言っても言い過ぎではない日曜日です。なぜなら、イエス・キリストが復活されたイースターだからです。
イエス・キリストの生涯は30数年ほどでしたが、その最後は十字架につけられて死刑になってしまいました。その後、墓に葬られましたが、驚くべきことに、3日目に復活された、これを記念するのがイースターです。
この日が大切なのは、イエス・キリストにこのようなことがあったというだけではありません。それは他でもない、私のため、あなたのためだったのです。そもそもイエス・キリストが残酷な十字架に付けられたのは、それだけ悪いことをしたからではありませんでした。まったく逆で一つとしてそのようなことはありませんでした。それならばどうして十字架につけられてしまったのかといえば、私たちのためです。
聖書で繰り返される罪、それは法律から外れたことに留まりません。法律は人が作ったものですが、罪はそれ以上に、神が語られた教えに背くことです。その罪を私に代わって全て引き受けてくださったからこそ、身代わりとなって死なれました。しかし、それで終わりではなく、復活されることにより、死に勝利された力がここにあることを教えてくださいました。
この復活されたイエス・キリストは今日も、明日も生きて私たちと共におられます。このことを記念するイースターの福音があなたの心にも届きますように。