いかがお過ごしですか。三川栄二です。
3年前に妻が心肺停止となり脳死状態になりました。しかしそこから奇跡的に蘇生するという経験をしました。意識を回復しましたが、その後せんもう状態といって、幻聴や幻視があり、意味不明なことを話したりして、まったく別人のようになってしまいました。
手足を自分でコントロールできなかったため、食事の介護をずっと家族でしましたが、暴れたり、暴言を吐いたりといった状態で、これがずっと続くのかと考えると、絶望的な気持ちになりました。朝から夕方まで病院に行って介護する、そんな毎日が続く中で心身共に疲れ果てていくのを覚えました。
そんな中で支えになったのが、詩編34編18節です。
「主は助けを求める人の叫びを聞き、苦難から常に彼らを助け出される。」
妻を生死の窮地から助け出してくださった神は、今のこの厳しい状況からも助け出してくださる、そのことを信じつつ妻の介護をしました。幸いこの状態は10日ほどで終わり、急に正気に戻って以前の妻に戻りました。本人に言わせるとそのときに初めて意識を回復し、その前のことは何も覚えていないということでした。
神は窮地からわたしたちを助け出してくださいました。神の約束は真実だと感謝しました。もしあなたが困難に直面しているとしたら、この約束を信じてください。神はその困難から必ずあなたを助け出してくださいます。