ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
仕事をする上で、必ず同僚がいて、上司がいて、部下がいます。私たちは仕事をする時、上司の評価が気になり、ともすると上司を見ることが多くなるかもしれません。逆に上司から部下を見る時、部下の能力によって仕事の成果も変わってきます。無意識のうちに仕事のできる部下に、やりがいのある仕事が振り分けられるようになるでしょう。
しかしここには二つの問題があります。一つは仕事のできる部下に仕事が集中しすぎて、破綻してしまうという問題です。もう一つは仕事のできない部下がやる気をなくしてしまうという問題です。もし仕事のできない部下が、別の組織の仕事を任された場合には、新たな適性が見いだされるかもしれません。
このように上司には、多方面の角度から部下を観察することが求められます。見える部分ばかりではなく、その心の部分をも観察することが求められます。しかし実際には大変難しいでしょう。
ここで聖書は語ります。
「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。人は目に映ることを見るが、神は心によって見る。」(サムエル上16:7参照)と。
神様は人には見えない心の中を見ることによって、その人を用いてくださるお方です。上司としてこのような神様がおられることを信じ、このような神様に祈りながら仕事をする時、神様はその上司に力を与え、仕事と職場を祝福してくださいます。