ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。
今、日本の社会には「正義」という言葉が当てはまらない出来事が多発しています。今年の前半には財務局の職員が自殺するというニュースが新聞の紙面を独占しました。
私たちは組織の中で働いています。そして組織の目標や利益を達成するために働いています。組織が求める要求に対して、私たちが提供する能力がマッチした時、働くことは本当に楽しく、達成感に満たされます。
しかしそのバランスが崩れた時には、働く私たちに様々なストレスが生まれてきます。ましてや組織の目指す方向が公正ではなくなると、私たちのもっている価値観や正義感と衝突するのです。そして最悪のケースは、私たちを死に追いやります。私たち働く者にとっての正義や公正とは何でしょうか。それは状況によって変わってしまうものなのでしょうか。
聖書は変わらない正義が存在することを語っています。それは神の正義です。人の正義がどれほどカメレオンのように変化したとしても、神の正義は決して変わりません。何故ならば、神が人間を創造し、今も創造された人間を愛し、生かし、支えてくださるからです。
もし私たちが、働きの中で何が正しいのかとの疑問をもった時には、聖書を開いてください。その聖書が語ります。「正義が造り出すものは平和であり、正義が生み出すものは、とこしえに安らかな信頼である。」(イザヤ32:17)と。今日も変わることのない神様を見つめて歩んでください。