いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
イエス様に招かれて弟子とされた、税金を集める仕事をしていた徴税人マタイは立ち上がってイエス様に従いました。
するとイエス様が彼の家で食卓を共にされます。マタイがぜひ食事にどうぞと招いたのだと思いますが、聖書は「イエスがその家で食事をしておられたときのことである」(マタイ9:10)と記しています。この食卓の主語はマタイではなく、イエス様です。ということは、マタイの家でイエス様が主人として食卓を主催しておられるかのようです。するとそこに、マタイの友人の徴税人たちや罪人と呼ばれる人々も大勢やって来ました。
彼らもイエス様の噂を聞いていたのでしょう。自分たちはイエス様に近寄りがたいと思っていたかも知れません。けれども、マタイがイエス様を自分の家に招いて、友人たちを呼び集めました。彼らはマタイを呼び出されたイエス様なら、自分たちをも仲間としてくださるに違いないと思いました。イエス様が食卓におられます。ですから、この食卓はイエス様と親しく話を聞き、イエス様と親しくなるよい機会となりました。
今、わたしたちがイエス様と親しくなりたい、イエス様の話を聞きたいと思うならば、どこに行けばよいでしょうか。それは、教会です。教会が毎週行っている日曜日の礼拝です。礼拝は、イエス様がこの時徴税人や罪人と言われる人々と食卓を囲まれたように、誰にでも開かれています。初めてであれば、気後れするかもしれません。
けれども、イエス様は、わたしたちを招いておられます。ぜひ教会に行きましょう。そこにはイエス様との豊かな出会いが約束されています。