おはようございます。坂井孝宏と申します。
クリスチャンに独特の言葉遣いを天国人のボキャブラリーとして紹介していますが、「賛美する」というのもそうですね。教会で「賛美」といえば、神様はすばらしい方だと、こういう風にほめたたえることですけど、より実際的には「賛美歌を歌う」「歌を歌う」ということとイコールで…。
教会というのは、よく歌を歌うところなんですね。葬儀の場であっても歌います。だからいつもと変わらずみんなで、葬儀でも歌を歌いますので、いぶかられたこともありました。だけどそれは、神様への賛美の歌なんです。天に召された兄弟姉妹の、その地上の生涯に寄り添ってくださった、慰めてくださった神様に感謝をして、神様、まことにあなたはすばらしいことをしてくださったと、喜び歌うのですね。
それは確かに常識はずれでしょうが、希望の人であるクリスチャンの極めてユニークな特質だとも思います。私もしばしば祈ります。嘆きとため息に満ちているこの口から、どうか賛美があふれだしますように、この心を引き上げてください、と祈ります。
いつでも、賛美を口ずさみ歩みたい、と思っています。苦しいときも悲しいときも。どんな時でも、私たちは賛美ができます。それは、神と共に生きる、永遠の命の希望を見つめているからです。だから、いつも私たちは賛美します。その賛美の歌によって、この貧しい心が守られるのです。賛美をすることで、この心が変えられていくのです。