ご機嫌いかがでしょうか。南越谷コイノニア教会の黒川豪です。今週は、詩編23編の御言葉に耳を傾けています。
わたしたちは時に、心や身体に疲れを覚えることがあるかもしれません。そして、魂が荒むような経験をすることがあるかもしれません。わたしも、そのような経験があります。そのようなときには無理をせず、ゆっくりと休むことが大切です。
詩編23編を記した詩人も「主はわたしを青草の原に休ませ、憩いの水のほとりに伴い、魂を生き返らせてくださる。」(2-3節)と歌っています。まことの神様は、弱い羊であるわたしたちの羊飼いとなってくださり、すべての必要を満たしてくださり、青草の原に休ませてくださるお方です。そして、憩いの水のほとりに伴い、魂を生き返らせてくださるお方です。
けれども、心も身体も元気になり、魂が生き返ったわたしたちが、道に迷ってしまう、ということもあるのではないでしょうか。
そこで詩人は「主は御名にふさわしく、わたしを正しい道に導かれる。」(3節)と歌います。わたしたちは弱く、道に迷いやすい羊です。けれども、まことの神様は、御名にふさわしく、御自分の正しさにふさわしく、わたしたちを正しい道に導いてくださるのです。
たとえ、わたしたちが道に迷ってしまったとしても、羊飼いであるイエス・キリストは「99匹を山に残しておいて、迷い出た1匹」(マタイ18:12)の羊であるわたしを、そしてあなたのことを、見つかるまで捜してくださいます。