あさのことば 2018年7月29日(日)放送    あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

黒川豪(南越谷コイノニア教会牧師)

黒川豪(南越谷コイノニア教会牧師)

メッセージ: 主は羊飼い

 ご機嫌いかがでしょうか。南越谷コイノニア教会の黒川豪です。

 聖書の中には、詩編という書物があります。その中で、詩編23編はとても有名な詩編です。そしてこれは、多くの人に愛され、わたし自身大好きな詩編であり、毎朝、この詩編をゆっくりと口ずさみつつ祈り、仕事を始めます。すると、とても平安な心で仕事を始めることができるのです。

 詩編23編を書いた詩人は「主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。」(1節)とまず歌います。「わたしには何も欠けることがない。」この言葉に共感できる方がいらっしゃるでしょうか。わたしには、すぐには共感できません。
 なぜならわたしは、欠けたところばかり、欠点だらけの人間だからです。さらには、わたしはあまり仕事を速くこなすことができないのですが、与えられた時間はあまり多くないように思えるのです。能力も足りないし、時間も足りないように思えるのです。

 しかし、詩人は言います。「わたしには何も欠けることがない。」なぜ、詩人はそのように断言できるのでしょうか。それは「主は、羊飼い」であるからです。
 「主」とは、天地万物を創造なさったまことの神様のことです。天地万物を創造なさったまことの神様が、羊飼い、このわたしの羊飼い、弱い羊であるわたしの一切の必要を満たして下さる方であるので、「わたしには何も欠けることがない」と言うことができるのです。

 聖書の言葉。「主は、羊飼い、わたしには何も欠けることがない。」

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