いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
宗教には、その人がどのように生きるのかが深く関係していきます。道徳的、倫理的に優れた生き方を周囲から期待されることもしばしばあります。詩編15編を見ますと、そのことと深く関係する言葉が出てきます。
1節「主よ、どのような人が、あなたの幕屋に宿り、聖なる山に住むことができるのでしょうか。」と。「どんな人が、神様と共に生きることができるのですか」という問いかけです。
それに対して「完全な道を歩く人」「正しいことを行う人」「心に真実の言葉がある人」「舌には中傷をもたない人」「友だちに災いをもたらさず、親しい人を嘲らない人」と、たくさんの項目が出てきます。
「キリスト教の神様を信じて生きようとすると、これほど高い生き方が求められているのか」「それは自分には無理だ」と思われるかもしれません。でも、ここで大切なのは「言われた通りに出来るか、出来ないか」以上に、そうあるように願っている「神様の呼びかけに聞こうとしているかどうか」ということなのです。
詩編15編5節後半に「これらのことを守る人は、とこしえに揺らぐことがないでしょう。」とあります。この神様の約束に聞こうとするとき、あなたの人生は揺らぐことがないのです。