いかがお過ごしですか。横浜教会牧師の千ヶ崎基です。今日も、神様の御言葉に聞きたいと思います。
自分ではどうすることも出来ない状況に置かれた時、人はどんな気持ちになるのでしょう。私の小学校時代の同級生は、お父さんを亡くした時、心労が重なったお母さんをすぐに亡くす経験をされました。愛する家族を立て続けに失う悲しみは想像を超えることだと思います。「なぜ」、「どうして」と、誰かに訴えたくなります。
詩編13編2節から3節に一人の信仰者の言葉があります。
「いつまで、主よ、わたしを忘れておられるのか。いつまで、御顔をわたしから隠しておられるのか。いつまで、わたしの魂は思い煩い、日々の嘆きが心を去らないのか。いつまで、敵はわたしに向かって誇るのか。」と。
「神様はわたしを見捨てているのか」、としか思えない中、同じ人が6節でこう言いました。
「あなたの慈しみに依り頼みます。わたしの心は御救いに喜び躍り、主に向かって歌います。『主はわたしに報いてくださった』と。」。
この人は、「いつまでこんな状態が続くのですか。」と、聖書の神様に叫ぶとき、「悲しみが「喜び」に変えられる経験をしたのです。
神様は、悲しむ者の心を喜びに変えて下さる御方です。この神様に、あなたの思いを打ち明け、依り頼んでみませんか。主なる神様は、必ず応えてくださいます。