ごきげんいかがでしょうか。草加松原教会の川杉安美です。
キリスト教は、神様の言葉を信じることによります。その典型的な事件が聖書に記されています。ローマ兵の100人の部隊の隊長の話です(マタイ8:5-13)。
その隊長の部下が、病気で死にかかってしまいます。そこで、隊長はイエス様に助けてもらおうと思い、イエス様に頼みます。イエス様はそれに応じて、隊長のところへ出かけます。ところが、そのローマ兵の隊長は言うのです。「わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。」
その言葉にイエス様は大変感心して言われます。「イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。」。そして、その隊長に言いました。「帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。」ちょうどそのときに、部下の病気は治ったのでした。
そのように、神様の言葉には、力があるのです。新しい出来事を起こす力、物事を変えていく力があるのです。人を変えていく力があるのです。
旧約聖書イザヤ書55章11節に、次のような神様の言葉があります。
「わたしの口から出るわたしの言葉も むなしくは、わたしのもとに戻らない。それはわたしの望むことを成し遂げ わたしが与えた使命を必ず果たす。」
まさしくイエス様の言葉も、そのようであったのです。あらためて、神様の言葉である聖書に取り組んでみましょう。その神様の言葉が、あなたにも新しいことを起こすのです。