いかがお過ごしですか。三川栄二です。
病気の苦しみは人さまざまですが、病気になってからのこの5年間ずっと考え続けていることは、どうして自分ばかりがこんなに苦しまなければならないのかという疑問です。神を信じているのに問題に直面したり、災いに遭ったりしてわたしたちは苦しみます。どうして神はわたしたちを守ってくださらないのか、どうしてわたしばかりこんなに苦しめられるのか、そんな思いを抱き続けていっそう苦しくなっていきました。
そこで知った言葉です。
「主は、決してあなたをいつまでも捨て置かれはしない。」「人の子らを苦しめ悩ますことがあっても、それが御心なのではない。」哀歌3章31節、33節です。
たしかに信仰を持っても試練に遭います。しかし意味のない苦難は一つもなく、意味があるからこそ神は時としてわたしたちに試練をお与えになります。しかしそこからまた何かを見出すことができるのです。わたしたちを苦しめること自体が目的なのではなくて、そうしてわたしたちが苦しむことを通して、一度立ち止まって自分を省みるように、そうして神様へと目を向けさせられていく、そのために神様は苦しみをも用いてわたしたちを導いてくださるのではないでしょうか。
たとえどんなに苦しい苦難に出遭い、試練に出遭っても「主は決してあなたをいつまでも捨て置かれはしない。人の子らを苦しめ悩ますことがあっても、それが御心なのではない。」この約束を信じて、今日も始めていきましょう。