いかがお過ごしですか。三川栄二です。
心の病気というものは同じ病気でも人によって症状の現れ方が違うようです。わたしの場合は具合が悪い時は、本当に何もできなくなってしまいます。何もできないままただじっと横になっているだけで、寝返りさえもできません。何もできないままただじっと天井を何時間も何時間も見つめているだけです。そこから起き上がろうとする気力もありません。
うつ病になって初めて分かったことですが、これまで当たり前にしてきたこと、たとえば人と話すとか本を読むとか食事をする、そういったことも心の元気がないとできないということを知りました。これまで当たり前にしていたことが、決して当たり前ではない、病気になったら分かりますが、それは神様の恵みなのだということです。仕事や生活をごく普通にできる、そんな日常の生活の中に神様の恵みが実は溢れているのです。
「主は倒れようとする人をひとりひとり支え、うずくまっている人を起こしてくださいます。」詩編145編14節です。
心の元気を失い、生きる希望を失い、うずくまってしまう時もあります。でも大丈夫です。そのわたしを助け起こしてくださり、心に元気を与え、気力を回復させ、生きる希望と意欲を与えてくださる神がおられるからです。
神さまはわたしたち一人ひとりを見つめていてくださって、一人ひとりに必要な助けをくださる方なのです。今日もその神さまに助けていただいて、一日を始めていきましょう。