いかがお過ごしですか。三川栄二です。
5年ぶりの復帰となります。実は5年前にうつ病と診断され、ドクターストップがかかってしばらく休職しなければならなかったのです。今もまだ治療中で休みながら働き、実は今日もこれから病院に行きます。もし同じ病気の方が聴いていて、不愉快に思われる点があったらお許しください。
しかし自分がうつ病と言われたこともショックでしたが、心の病気と診断された時、わたしはああ、もう自分の人生は終わったなと思いました。これまで背負ってきたすべての責任と働きから手を引かなければならず、とにかく療養に専念しなければなりませんでした。そして自分はもうこの世の役に立たない、いらない人間なのだと悲観してしまいました。そのように苦しんでいらっしゃる方もおられると思います。
今のわたしは前の様にはもう、仕事ができません。けれどもその中で知りました。自分は役に立つとか立たないとかに意味があるのではない、病気を抱えながらも自分が自分として生きていく、存在している、そのこと自体に意味があるということを。
仕事の出来なくなったわたしに神はこう言ってくださいました。
「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」と。イザヤ書43章4節(新改訳より)です。
神はあなたにも呼びかけておられます。わたしにとってあなた自身がかけがえのない大切な存在なのだと。今日も神はあなたに呼びかけておられます。わたしはあなたを愛していると。