おはようございます。西鎌倉教会の大木信です。
ある時、イエスさまがなさった話の中に「見失った羊のたとえ」というものがありました。
ある、たくさんの羊を飼っている人がいました。その人がある時、羊を数えると1匹足りないことに気づくのです。何度数えても1匹足りません。そこでその人は、心配しながら捜し回りました。狼に食べられてはいないか。崖の下に落ちたのかな。どこに行ったのだろう。見つけるまで捜します。そして見つけた時には大喜びで、他の羊たちのところに帰っていったという、こんなお話です。
このたとえ話でイエスさまは、神は私たちをみつけるために、どこまでも捜される方であることをお教え下さっています。親が我が子を愛するように、神は私たちを愛される。神の子どもとして扱って下さる。神のもとに帰って来ることを切に、実は待っておられる方です。
たとえ、これまで神を知らずに人生を過ごしてきたとしても、実はそのあなたは神に覚えられています。どこまでも愛して下さる神を信じて、今日から過ごしたく思います。
今日の聖書の言葉。
「あなたがたの中に、百匹の羊を持っている人がいて、その1匹を見失ったとすれば、99匹を野原に残して、見失った1匹を見つけ出すまで捜し回らないだろうか。」(ルカ15:4)