皆さんお元気にお過ごしですか。私は今週一週間、この番組を担当させて頂きます、茨城県つくば市東、谷田部東中斜め向かい、筑波みことば教会牧師の小堀昇と申します。どうぞ宜しくお願いいたします。
皆さん「製品」と「作品」の違い、ご存知ですか。「製品」は、自由に手にとって見ることができます。スーパーなどで売られている物は、全部「製品」です。しかし「作品」は違います。「作品」は、基本的には手に取ることができません。美術館などでは、「作品」にはよく「お手を触れないで下さい」と書いてあります。これが、「製品」と「作品」の大きな違いなのです。
聖書は「私達は『神様の作品』である」、エペソ人への手紙の2章10節、新改訳でこのように語っています。私達は「神様の作品」です。つまりそれほど価値があるのです。神が一人子イエス・キリストを十字架にかけるほどに価値を見出して下さっている作品、それが私達一人ひとりです。
神の目から見れば、私達の命の価値と、イエスの命の価値は、5対5、全くフィフティフィフティなのです。私達にはそれほどの価値があります。
「作品」ということばは、元々ギリシャ語で、「ポイエーマ」と言います。ギリシャ語ではそれが何であれ、誰が作ったものでもみな「ポイエーマ」と呼ばれるのです。
更に「ポイエーマ」は、「芸術作品」とも訳せます。絵画であれ、彫刻であれ、文学作品であれ、それは誰かの「ポイエーマ」です。「芸術作品」には芸術作品を作った人の深い思い入れがあります。
私達は「神様の作品」である。つまりそれは私達は神様の「masterpiece」、「芸術作品」であるともいうことができるでしょう。あなたには、それほどの価値があります。どうぞあなたも神様を信じてください。それではまた御機嫌よう。