ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宣行です。今日もあなたと共におられる神様が、語りかけておられます。
その神様は、アブラハムを呼び出されました。そして彼に二つの約束をされました。一つは多くの子孫を与える、もう一つは子孫が住むための土地を与えるという約束でした。それは彼が75歳の時でした。しかしその約束は果たされないままに、24年の歳月が流れたのです。その時、神様はアブラハムに語られました。「妻のサラをとおして男の子を与える。」と。
これを聞いたアブラハムはびっくりして笑いました。何故ならば彼が99歳、サラが89歳にもなっていたからです。しかし神様は続けてアブラハムに言いました。「あなたとサラの間に生まれる男の子をイサクと名付けなさい。」と。イサクとは「彼は笑う」という意味でした。
神様はこの出来事の一年後、アブラハムが100歳、サラが90歳の時、約束通り一人の男の子を誕生させてくださったのです。アブラハムは、この子を「イサク」と名付けました。
人間の常識で考えるならば、そんなことが起こるはずがないと言って笑った出来事を、神様は「あなたの子孫を与える」との約束を忠実に果たすことによって、喜びの出来事へと変えてくださいました。
聖書の神様とは、私たちの常識をはるかに超えて生きて働いてくださる神様です。絶望の中でうめいている時にこそ、心からの笑いを備えていてくださる神様です。その神様が今日もあなたと共にいてくださいます。