いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も、聖書の言葉に聞きましょう。今週は、旧約聖書の詩編の言葉に耳を傾けてきました。今日は、その最後です。
詩編3編では、苦しみの中で、主なる神さまに嘆き訴える祈りが記されていました。神さまは、苦しみの中で嘆き祈る言葉を必ず聞いてくださいます。ですから私たちは、苦しみの中にあっても平安が与えられます。詩編3編6節から7節をみてみましょう。
「身を横たえて眠り、わたしはまた、目覚めます。主が支えていてくださいます。いかに多くの民に包囲されても、決して恐れません。」
私たちは、苦しみに襲われた時でも、その苦しみについて神さまに訴えることで、夜もきちんと眠ることができます。私たちは、祈ることを通して、主の支えがあることを確信できるからです。主の支えを確信できたならば、もはや何も恐れるものはありません。
詩編3編は、最後にこう締めくくっています。9節をみてみましょう。
「救いは主のもとにあります。あなたの祝福があなたの民の上にありますように。」
たとえ私たちが苦しみに陥ろうとも、私たちの上には、必ず主の祝福があります。主の祝福を私たちから取り去ることができるものは、この世界には何もありません。私たちがどんな時であっても、私たちが主なる神さまに支えられ、主の祝福の中にいることを覚えて歩んでいきたいと願います。