いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も、聖書の言葉に聞きましょう。今週は、旧約聖書の詩編の言葉に耳を傾けたいと思います。
詩編2編7節から8節には、神さまがこの世界を守り導く王を即位させてくださることが記されています。 「主の定められたところに従ってわたしは述べよう。主はわたしに告げられた。『お前はわたしの子、今日、わたしはお前を生んだ。求めよ。わたしは国々をお前の嗣業とし、地の果てまで、お前の領土とする。』」
神さまは、神の子である王を遣わし、この世界を守り導かれます。私たちは、この神の子である王に従うことを通して、主なる神さまに仕えます。それでは、この神さまが使わす王とは誰のことでしょうか。
神さまが使わす神の子である王とは、私たちの救い主イエス・キリストです。主イエスは、福音宣教の働きを始めるにあたって、洗礼者ヨハネより洗礼を受けられた時、天より「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声を聞かれました。主イエスは、この世界で、十字架の死と復活を成し遂げて下さり、天に上げられ、今は神の右におられます。
主イエスは、今もまことの王として、私たちを天より見守ってくださいます。この神の子イエス・キリストこそ私たちが依り頼むべきただ一人の方です。まことの王であり、私たちを救ってくださる神の子イエス・キリストに依り頼んで生きていきましょう。