いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
毎日生活をしてると色々な悩みがあるものです。仕事のこと、勉強のこと、人間関係のことなど、悩みの種類は多種多様です。将来に対する様々な不安もあり、「こうしたら良いのに」と思うこともたくさんあります。でも、自分がこうだと思っていても、反対意見が多数を占めて受け入れられないことがたくさんあります。
旧約聖書に出て来るダビデは、自分を苦しめる人たちがいることを知って、神様に「わたしの訴えを取り上げて彼らを滅ぼしてください。あなたは全てを正しく裁く方ですから。」と願いました。ダビデは、自分の敵を「滅ぼしてください」、「正しく裁いてください」と神様に祈ったのです。
もちろん、私たちの周りにいる人、意見の違う人のことを敵と思う必要はありません。そうではなく、聖書の神様は、御自分のことを信じる人たちの味方でいて下さるのだという、信頼の表現なのです。ですからダビデは、詩編9編11節で次のように言いました。「主よ、御名を知る人はあなたに依り頼む。あなたを尋ね求める人は見捨てられることがない。」
神様の愛を知って神様の下に留まろうとする人は、人生の中で決して見捨てられることはないのです。