いかがお過ごしでしょうか。東京恩寵教会協力牧師の千ヶ崎基です。今日も神様の御言葉に聞きたいと思います。
自然というのはとても広大で、そして、時折、とても美しい姿を見せます。実際に見たことはないのですが、テレビなどの映像でオーロラを見たとき、その美しくて神秘的な光景に、「機会があれば一度見てみたい。」と惹きつけられたことがありました。私たちの目の前に広がる大自然はあまりにも広くて、大きくて、知り尽くせないほどです。
旧約聖書に出て来るダビデも、目の前にある自然を見ながら、詩編8編4節で「あなたの天を、あなたの指の業を、わたしは仰ぎます。月も、星も、あなたが配置なさったもの。」と言いました。目の前に広がる大自然の全てが、神様の手による作品であり、その全ての中に神様の思いが向けられているという確信です。
そしてダビデは、続く5節で「そのあなたが御心に留めてくださるとは、人間は何ものなのでしょう。人の子は何ものなのでしょう。あなたが顧みてくださるとは。」と言いました。
私たちには知り尽くせない広大な自然の中で、また複雑な社会の中で自分を見る時に、ちっぽけにしか思えない。でも、神様は、そのちっぽけに見える私にちゃんと気づいてくださるのです。あなたに目を留めて下さる神様が確かにおられるのです。