いかがお過ごしですか。北中山教会の坂本です。
聖書は、人間を「道に迷った羊」に例えて、しばしば表現します。弱く迷いやすい羊は、いったん群れから離れてしまうと自分からは帰ることができないのです。それは、神から離れてさまよっている人間の姿そのものなのかもしれません。
「アメイジンググレイス」という歌はたいへん有名ですが、この賛美歌の作者は、ジョン・ニュートンです。彼はかつて奴隷船の船長でした。血も涙もないような冷酷な彼も、ついに神様に見つけ出されました。その喜びを、彼は歌わずにはいられなかったのです。
「驚くばかりの恵み、その響きはなんと麗しいことか。
私のような大罪人を救ってくださったとは。
わたしはかつて、道に迷っていなくなっていた者。しかし今は見つけ出された。
かつては盲目だったが、今は見えている。」と。
神を知らず、自分勝手な道に向かっていこうとする私たちのところに、イエス様の方から来て下さいました。あなたを見つけ出すために来られたのです!
聖書の言葉
「人の子は失われたものを捜して救うために来たのである。」
ルカによる福音書19章10節