おはようございます。仙台カナン教会の國安光です。今月はイエスに出会った女性たちについてお話をします。今朝はイエス・キリストの母マリアのお話です(ルカ1:26以下参照)。
私たちの人生には「どうしてこんなことが起こるのか。」、とまどうことがあります。母マリアはある日突然に、天使ガブリエルから受胎告知を受けます。マリアはその告知を「はい、主の御旨がなりますように。」と受け止めました。
しかし何の躊躇もなく、承諾したわけではありませんでした。はじめは「どうして、そのようなことがありえましょうか。」と正直に反応しました。しかしマリアは戸惑いの中で、天使と対話をやめませんでした。そして最後には信仰によって、受胎告知を受け止めるに至りました。
私たちも「どうして」ということを経験し、戸惑うことがあります。うろたえることがあります。その中で私たちも神様に祈りながら、対話をすることができるなら、現実を受け止めることができると思います。「主の御心がなりますように。」信仰において受け止めることができるなら、訳のわからない苦しみや執着から解き放たれるのではないでしょうか。
神様の平安があなたの上にありますように。