おはようございます。仙台教会の風間義信です。
明日は3月11日、あの東日本大震災からちょうど7年となります。取り戻すことのできない、失われたもの、今なお拭いきれない悲しい思い、とても7年では埋めることはできません。いや、何年たったからもう大丈夫、なんてことはとても言えるものではありません。そのような私たちに「主はわたしを青草の原に休ませ、憩いの水のほとりに伴い、魂を生き返らせてくださる。」と聖書は語ります。
これは旧約聖書の詩編23編と言う、これまで多くの人々に親しまれてきた言葉です。聖書の舞台となった地域は、水がとても貴重で、この水があるからこそ青草も茂ります。もし水がなければたちまち枯れてしまいますので、それはまさに「憩いの水」です。
主なる神様は、私たちにこの命の水を与え、休ませ、憩わせ、魂を生き返らせてくださるお方です。このことを御自身の言葉で語ってくださると共に、自ら人となられ、イエス・キリストの御生涯によって私たちに教えてくださいました。そして神から離れて罪の中にある者の魂を休ませ、憩わせ、生き返らせてくださいました。それが他でもない、あなたのために行われたことです。
「主はわたしを青草の原に休ませ、憩いの水のほとりに伴い、魂を生き返らせてくださる。」この言葉があなたのところにも届くことを信じて祈っています。