さぁ今月もご一緒に!先週の番組は「ほほえみスタジオ」でゲスト、夏の「ふくいんのなみキャンプ」の講師小峯明先生のお話を伺ったのですが…。もっとゆっくりお話を伺えれば良かったのにと振り返っています。今日はその反省も込めてです。
以前、会話についてのエッセイを読んだことがあって、今も記憶に残っているのですが、大切なことの一つに「ゆっくり話すこと」というのがありました。「沈黙」と「控え目」が良き会話に繋がるというようなことも指摘されていたような気がします。なるほど!と思いますね。
私は、相手の言葉を待つことが出来ない弱さがあって、ついつい自分の言葉を先に口に出してしまう、するとますます相手は話すことが出来なくなってしまうという悪循環となるのです。あなたは黙って耳を澄ませて相手の語ることをよく聴いていますか?それとも自分ばかりしゃべってしまいますか?
例えば以前もこんなことがありました。夫との会話の中で「君は僕が話そうと思うと…もう次の話題に移ってしまうからね〜」と。笑い話ですがこれではいけません。慌ただしく忙しくしゃべるのではなく、考えながらゆっくり相手と語りあえるようにと自分に言い聞かせています。互いに相手を自分より優れたものとして認め合う心の対話が豊かになりたいものです。
トレーニングの「読む基本」で言われる「間(ま)」。相手に伝えるためにはとても重要です。私も毎月、リジョイス聖書日課音声配信奉仕をしていますが、執筆された先生方のメッセージを読みながら「間」の大切さを思います。一人になって暫く立ち止まってみる、静かに神様に祈る、聖書を開く、対話の相手の表情を思いやる…、自分らしくゆっくり、ゆっくり、イエスさまと共に歩めば大丈夫ですね。きょうは「ゆっくり」のレッスンでした! 熊田なみ子