ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宜行です。
主イエスは、湖のほとりで、5千人の人々に食事をふるまうという奇跡を行われました。主イエスは2匹の魚と5つのパンを用いて、天を仰ぎ感謝の祈りをささげながら、この少ない材料を次から次へとちぎり分けることによって、この業を成し遂げられました。
人々はこのような力を持っておられる主イエスを、自分たちユダヤ人の王として担ぎ出そうとしたのです。しかし主イエスはそのような人々から離れ、寂しいところに退いて祈られたのです。
主イエスは何のためにこのような奇跡を行われたのでしょうか。人間の常識を超える業を行い、その業について力強く語ることによって、「主イエスとは一体だれなのだろうか?」との疑問を起こすことが第一の目的でした。さらにはそのような人々の心に「主イエスに従っていきたい。」との思いを起こすことが最終の目的でした。
このようにして主イエスは、力ある奇跡という業と力ある言葉によって、主イエスに従う弟子たちを一人また一人と救っていかれたのです。そしてその背後には、主イエスの退いて祈るという、祈りがあったのです。
今日も主イエスは、私たち一人ひとりのために祈っておられます。聖書のことばを通して主イエスを知り、主イエスに従っていきたいと思っているあなたのために、祈っておられるのです。その主イエスにご自身を委ねて、主イエスの弟子としての道を選び取ってください。