ご機嫌いかがですか。所沢ニューライフ教会の玉井宜行です。
主イエスは、祈る時には、偽善者のようであってはならないと言われました。偽善者とは、自分をよく見せようとして演技をする人です。その偽善者は、どのような祈りをささげたのでしょうか。彼は自分の祈りを人に見せようとして、人の目につきやすい大通りの角に立って祈りました。
主イエスは、このような偽善者の祈りに対して、「奥まった自分の部屋に入って戸を閉め、隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。」(マタイ6:6)と教えてくださいました。
私たちは祈る時、だれを見て祈っているでしょうか。気持ちが集中できない時や、体が疲れている時には、自分の心配事ばかりを考えたり、口先だけの祈りをささげてしまうものです。大通りの角に立って祈ることはないかもしれませんが、神様にささげる祈りから、遠ざかってしまうことがあるのです。
そのような私たちに主イエスは言われました。「隠れたところにおられるあなたの父に祈りなさい。」と。神様はどんな時にも一対一で私たちに向き合い、私たちの祈りに耳を傾けてくださいます。私たちは、私たちの目を神様から遠ざけようとする様々な誘惑に取り囲まれています。だからこそ主イエスは、隠れたところであなたと一対一で向き合ってくださる神様を覚えなさい、と言われたのです。
部屋に入って戸を閉め、聖書を開き、一対一で神様に向き合ってください。神様はその祈りを喜んで聞いてくださいます。