ごきげんいかがですか。小林義信です。
本日のみ言葉は、マルコによる福音書2章17節です。
「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」
イエス様が食事をしておられた席の周りには、律法学者や人々から嫌われていた徴税人たち、また一般の人々が取り囲んでいたのです。いつも自分は偉い、自分は正しい者だと自負していた学者は、皆から罪人の頭と悪口を言われていた徴税人と一緒に食事をしているイエス様を指して、「あの男は罪人と食事をしている。」と非難したのです。
これに対して厳しく彼らに対して、イエス様は指摘されました。
「人の罪ばかりを糾弾し、己の目に罪の太い丸太が刺さっていることを知らず、悔い改めもしないで人を罪に定める者たちよ、私はお前たちの救いのために来たのではない。私は己の罪を悔い改め、神を信じる者達のために、この世に来たのである。」とおっしゃられたのです。
イエス様の前では、人はすべて罪人ですが、正直に自分の犯した悪しき行いを反省し、イエス様と共に歩もうとする人には、その人の嘆きや、苦しみや、悲しみを共に分かち合い、私たちが愛の中にあることを教えてくださるのです。イエス様のお招きに堂々と答えようではありませんか。