いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
イエス様は、十字架にかかられて死なれますが、その三日後に、栄光の体によみがえられました。そして弟子たちと40日間共に過ごし、弟子たちに聖書を解きあかし、ご自身が約束の救い主であられることを伝えました。
けれども、ついに別れの時が来ます。イエス様は栄光の体のまま、弟子たちの見ている前で、天に昇られました。
後に残された弟子たちは、イエス様を見送って自分たちだけでこれからどうしたらよいか、不安になったでしょう。イエス様はそれを見越して、イエス様の代わりに聖霊なる神様が遣わされることを約束してくださいました。
こうして、弟子たちはイエスさまと別れた後、その約束を信じて祈って待っていました。
すると10日後に、約束の聖霊なる神様が弟子たちに注がれます。こうして弟子たちは力を受けてイエス様を証し、新約聖書を記し、世界各地に教会を建てて今日に至っています。このラジオの放送も、聖霊なる神様の守りと支えの中でなされています。
その聖霊なる神様を、イエス様は「弁護者」と語りました(ヨハネ14:16参照)。この言葉は「慰める方」という意味もあります。聖霊なる神様が私たちと共にいてくださり、私たちを慰め励ましてくださいます。その時に、こうしてラジオに耳を傾けてイエス様の話を聞いたり、聖書を開いて読んでみたりと、聖霊なる神様はイエス様の言葉へと私たちを導かれます。
聖霊なる神様が私たちを守り、イエス様へと心を向けさせてくださいます。今日一日、聖霊なる神様があなたと共にいてくださいます。イエス様に祈りましょう。イエス様と呼んでみましょう。あなたを慰め支える聖霊があなたにも注がれます。