いかがお過ごしですか。船橋高根教会の牧師の小峯明です。
もう数ヶ月前のことになりますが、今年の8月に行われたふくいんのなみキャンプに講師の一人として参加しました。今回の主題は「力強い慰め」でした。自然豊かな富士山の裾野の施設で、多くの参加者の方たちと共に、イエス様による力強い慰めを学びました。
聖書が教える慰めには力強さがあります。それはどういうことかと申しますと、慰めという英語の言葉を見ますと、もともとは頑丈な要塞、城、という意味があります。その英語の語源になったラテン語も、同様の意味があります。
ですから慰めという言葉は、頑丈な要塞、お城の中に入れられている状態から生まれました。頑丈な要塞、お城の中にいれば、私たちは安全です。その建物は壊れることはありません。敵の攻撃からわたしたちを守ります。ですから、わたしたちが全く安全で安心できること、これが慰めの意味なのです。
それでは、そのような頑丈な要塞はどこにあり、どうやって入るのでしょうか。神様は、わたしたちをこの頑丈な要塞、お城の中に招くために、イエス様を遣わしてくださいました。そしてわたしたちがイエス様を信じて、神様との交わりの中に入れられる時に、そこに頑丈な要塞があるのです。
宗教改革者のルターは、神はわがやぐらという賛美歌を作りました。やぐらは頑丈な砦に当たります。ですから、神はわたしの慰めですと歌っているのです。
今日は日曜日です。教会という安全で頑丈な砦に出かけましょう。誰でも入ることができます。そこは、私たちを守る安全な神の砦なのです。