いかがお過ごしでしょうか。羽生栄光教会の村田寿和です。
キリスト教会の建物には、たいてい十字架がかかげられています。わたしが奉仕している羽生栄光教会も、屋根のところに十字架をかかげています。人々は、日曜日ごとに、十字架のもとに集まって礼拝をささげているのです。聖書は、十字架のもとに、教会が生まれたことを教えています。
ヨハネによる福音書の19章に、次のように記されています。
「イエスの十字架のそばには、その母と母の姉妹、クロパの妻マリアとマグダラのマリアとが立っていた。イエスは、母とそのそばにいる愛する弟子とを見て、母に、『婦人よ、御覧なさい。あなたの子です』と言われた。それから弟子に言われた。『見なさい。あなたの母です。』そのときから、この弟子はイエスの母を自分の家に引き取った。」(25〜27節)
十字架にあげられたイエス様によって、十字架のもとに神の家族としての教会が生まれました。私たちは十字架のもとに集まり、罪の赦しをいただきます。そして、イエス様によって結ばれた神の家族として、父なる神様を礼拝しているのです。この交わりは、決して閉ざされている交わりではありません。あなたにも開かれている交わりなのです。
今日の聖書の言葉。
「わたしたちが見、また聞いたことを、あなたがたにも伝えるのは、あなたがたもわたしたちとの交わりを持つようになるためです。わたしたちの交わりは、御父と御子イエス・キリストとの交わりです。」
ヨハネの手紙一 1章3節