ご機嫌いかがですか。千葉県八千代市にあります勝田台教会の牧師をしております、坂井孝宏と申します。
クリスチャンに独特の言葉遣いを天国人のボキャブラリーとして紹介しておりますが、むしろ反対に、私が教会に通うようになってから、あんまり使わなくなった言葉っていうのもあります。例えば、運がいいとか、悪いとかっていう、そんな言葉は全然使わなくなりましたね。それまでは実は私は、占いが大好きで、毎日、新聞の占いなんかを気にしたり、きょうは運がいいぞ悪いぞなんて一喜一憂したりしている、そんな少年でした。
今は、そういうことは本当に考えなくなりました。それは、神様が私のために必要なすべてを備えてくださるって、信じているからです。私は神様の完全な守りの中に置かれていて、神様の御心じゃなければ、髪の毛一本さえ無駄に落ちることはないって信じています。
旧約聖書の詩編の37編23節にこうあります。
「主は人の一歩一歩を定め、御旨にかなう道を備えてくださる。」
あるいは、神を愛する信仰者には「万事が益となるように共に働く」(ローマ8:28)という言葉もあります。
万事が、つまりすべてのことが・・・。アンラッキーに思えるようなつらい出来事も、苦しい試練も、すべてのことが私に一番必要なことを知っていてくださる神様が、私のために備えてくださったものであって、すべてのことが相働いて必ず益となる。そういうふうに神様がすべてを備えてくださっている。そう信じることができるようになって、私はもう占いがいらなくなったんです。