ご機嫌いかがですか。牧師の豊川修司です。
何と、神が造られた人間は、「エデンの園の中央にある善悪を知る木から取って食べてはならない。」という約束を破り、罪を背負うものになってしまいました。そればかりか彼らの子孫は神からだんだんと離れ、これを見られた神は、創世記6章7節で「わたしは人を創造したが、これを地上からぬぐい去ろう。人だけでなく、家畜も這うものも空の鳥も。わたしはこれらを造ったことを後悔する。」とお語りになりました。
でも神は、正しい信仰を持っていたノアに箱舟を造らせ、ノアの家族8人と動物たちの雄と雌の組合せ、「見よ、わたしは地上に大洪水をもたらし、命の霊をもつ、すべて肉なるものを天の下から滅ぼす。地上のすべてのものは息絶える。わたしはあなたと契約を立てる。あなたは妻子や嫁たちと共に箱舟に入りなさい。」と語ります。40日40夜大雨は地上に降り注ぎ、水は150日の間、勢いを失いませんでした。水はようやく減り始め、箱舟はアララト山の頂上にまで流されました。
神は創世記9章で、「洪水で肉なるものを滅ぼすことは決してない。」と語り、さらに約束のしるしとして、「雲の中に虹が現れると、わたしはそれを見て、神と地上のすべての生き物、すべて肉なるものとの間に立てた永遠の契約に心を留める。」と語ります。これこそ、天と地上をつなぐ救い主、主イエス・キリストのしるしです。