お元気でいらっしゃいますか。筑波みことば教会の小堀尚美です。
敬老感謝の季節になりました。人生の先輩が語るお話には、私たちの心を打つ、真実な響きがありますね。
さて、あなたはこれまで、どのような時に、人生の先輩に相談してこられましたか?進学、就職、結婚、育児、人間関係、病気、折々に相談相手がいたのではないでしょうか。
ところが一つ、深刻な問題があります。私たちの誰もが、必ず迎えなければならない「死」について、経験者は尋ねることができないのです。経験者は皆、去っていったからです。
しかし、ここに、一人だけ死を経験され、死を打ち破って、よみがえられた方がいます。イエス・キリストです。
十字架につけられ、死んで葬られ、三日目によみがえられたイエスに出会い、弟子たちは驚き、そして喜んでいました。
しかしトマスは、彼らと共にいなかったので、イエスの手に釘の跡を見、この指を釘跡に入れてみなければ、決して信じない、と言いました。
八日後、イエスが弟子たちの真ん中に立ち、トマスに言われました。
「あなたの指をここに当てて、わたしの手を見なさい…信じない者ではなく、信じる者になりなさい。」(ヨハネ20:27)
トマスは言います。
「わたしの主、わたしの神よ。」(20:28)
十字架で死に、死を打ち破ってよみがえられたイエスこそ、真の神、私たちの救い主です。